断熱・気密・換気のこと
断熱・気密・換気
エネルギー消費のロスを減らすには、建物の性能を高める事が重要です。
ツーバイフォーのお家は、モノコック構造と呼ばれる床・壁・天井が隙間なく接合された一体構造で、それぞれの空間が独立するため気密性の高いお家です。
屋根、外壁面に吹付断熱(ポリウレタン原液)を施工することで、発泡したポリウレタンが多量の空気層を保つため、断熱性、気密性に優れています。
◇IdealHomeではより気密性を高める効果と、壁内結露の対策の為に”ベーパーバリア”を採用しています。
ベーパーバリアとは 外気に面する部分(屋根面・外壁面)にシート状のポリフィルムを張り、室内の湿気が、枠組内に入り込むことを防ぎます。 |
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冬暖かく、夏には涼しい1年中快適に暮らせ家づくりを
IdealHomeの家づくりでは、お客様のご希望で気密測定を行う事もあります。
一般的に高気密住宅と言われる住宅のC値「1.0」以下と言われていますが、IdealHomeでは、平均0.5㎠/㎡という測定結果が出ています。これは、各協力業者が外部貫通部分の処理がいかに大切かを理解し携わり、またツーバイフォーの経験豊富なフレーマーが精度良く建てている為、隙間のない気密性の高いお住まいをご提供出来ているという事なのです。
N HOUSE (2階建て) |
S HOUSE (2階建て) |
F HOUSE (3階建て) |
N HOUSE (2階建て) |
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C値(隙間相当面積) | 0.54㎠/㎡ | 0.48㎠/㎡ | 0.53㎠/㎡ | 0.29㎠/㎡ |
C値とは、床面積1㎡あたりにどれくらい隙間が空いているかを表します。小さいほど気密性が高く、性能の良い家ということになります。 |
床が外壁面に配管が通る箇所は隙間が出来やすく、そこから内気・外気が出入りすることで結露などが起こります。隙間をコーキング充填することで、空気の出入りを抑え、より気密性の高いお家になります。 |
気密性をあげる、高性能な吹付け断熱
発泡ウレタンを吹き付ける断熱です。断熱性、遮音性に優れ、下地に密着し、発泡するので、剥離、脱落の心配がなく、あらゆる隙間・空洞をうめうめつくすことができます。水をほとんど通さず湿気を貯めこまない為、結露やカビの発生を抑制します。 |
樹脂サッシ Low-Eペアガラス(格子付き)約6割から7割が窓などの開口部から出入りします。 その為窓の断熱・気密化は重要ポイント! 樹脂は、アルミと比べ熱伝導率が1/1000と低く、熱が伝わりにくい素材です。またガラスが2枚・3枚の窓はガラス戸ガラスの間に空気層ができてきます。空気層は熱を伝えにくいので、1枚のガラス窓よりも断熱性能が向上し、快適な室内環境を保つことができます。 |
第一種換気システムはオプショナルで取入れて頂く事ができます。
IdealHomeがこれまでに施工させて頂いたシステムをご紹介
◇(協立エアテック)集中排気型システム 換気丸
給気は各部屋ごとにダクトで、排気は廊下などで集中排気する全熱タイプの省エネ型換気システムです。
〇特徴
- 熱交換率65%
- 機械式ファンにて吸排気を行います。
- 給気だくと方式で各部屋毎にクリーンな空気を供給。廊下やホールも換気できる全館換気対応型です。
- 居室内には小型の吹き出し口グリルを設置するだけでデザイン性を損ないません。
- 高湿度、乾燥を適度に抑止します。
- 中性能フィルターで外気の汚れを除去して居室内の空気を清浄にします。