草川 直子 自己紹介へ

暮らしのお役立ち情報~食洗機使ってますか?~

公開日:2016/02/06(土) 更新日:2016/02/06(土) すべて家づくりのこと

先日、雑誌の撮影で堺市Nさま邸にお伺いした時のこと。
ふと雑談の中で、「そういえば、食洗機ってどうやったら上手に使えるんですか?」と奥さまからご質問を頂きました。

夫婦共働きのご家庭が増えている昨今、家事を助けてくれる便利な家電製品は忙しいママの強~い味方!

Nさま奥さまも日々忙しくお仕事をされていて、もっと食洗機を使いこなしたい!とお考えのようでした。

 

ということで、今日は見学会などでもご質問を頂くことの多い食洗機について、お伝えしようと思います。
マイホームをご計画中の方も、あるけど使っていないという方もぜひご参考にしていただければと思います。

 

 疑問その①「本当にきれいに洗えるの?」

確かに手作業での食器洗いに慣れていらっしゃる方にとっては、隅々まできれいに洗い落とせるのか不安ですよね。
ですが、正しい使い方とコツさえ知って頂ければ手作業で苦労するしつこい油汚れなども簡単に落とせます。

コツはたったの二つ。

「残飯はさっとふき取るor洗い流す」「食器を縦に入れる」この二つだけです。

 

食洗機の構造は図のようになっていて、水を噴出するノズルが底の部分で回転して庫内全体に水をいきわたらせる仕組みです。下から出てくる水に対して食器一つ一つが当たるように入れるには、食器を縦向きに入れるのが最適。
伏せた状態の食器を重ねて入れると必ず洗えない部分が出てきます。
フライパンなどの大きな調理器具は、並べたお皿の上にかぶせればOKです。

 

疑問その②「台所用洗剤は使える?」

食洗機には【食洗機用洗剤】を使ってください。
「同じ食器を洗うんだから一緒じゃないの?」私も洗剤のことはあまり深く考えていませんでした(笑)

ところが、手を使って洗わない分、食洗機用の洗剤は台所用洗剤に比べて酵素などの強い洗浄成分が配合されているそうです。

また洗剤に含まれる洗浄酵素がしっかり働く温度は50~60℃。
手洗いだと熱すぎる温度ですが、食洗機ではこの給湯温度でしっかり食器を洗ってくれます。
あと、台所用洗剤を入れると泡が立ちすぎることで故障の原因にもなるので注意してくださいね。

 

※参考ページ:「食洗機の使い方のコツ」http://sumai.panasonic.jp/dishwasher/q_a/

 

あとは気になるランニングコストですが、手洗いに比べて食洗機を使った方が光熱費を抑えられる、とよく言われています。
年間で9000円強も安くなるというデータもあるそうですが、これは水を使う量が少ないこと、
何度もお湯を出したり止めたりする手洗いに比べ
一定温度で一気に洗う食洗機のほうがガス代が抑えられることが、ランニングコストの差につながっているようです。

 

まるでメーカーの回し者のように食洗機の利点をたくさん書きましたが・・・笑
これだけ便利な家電を乾燥機替わりだけに使うのはもったいない!
せっかくの食洗機、フル活用して頂いて毎日の暮らしに役立てて頂ければと思います(^^)

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