中山 真由美 自己紹介へ

憧れの吹き抜けとリビング階段

公開日:2016/09/26(月) 更新日:2016/09/26(月) 家づくり

こんにちは!

Ideal Home中山真由美です。

いつもお読みくださりありがとうございます。

今日は「憧れの吹き抜けとリビング階段」のお話しです。

家づくりを進められた方もこれから進められる方も、皆さんが必ず考えられる階段の位置関係。設計打ち合わせのヒアリング時、約9割のお客さまがリビング階段をご希望されます。「子供がす~っと部屋に行ってしまわないように」「できるだけ子供とのふれ合いを大切にしたいから」とのお話しをよく伺います。その反面「冷暖房効果はどうなの?」「光熱費は高くなる??」と実生活面を気にされて悩まれるお話しもちらほら。

昨日のお打ち合わせも、設計打ち合わせ真っ只中のそのお悩み。「階段はリビング階段にしたいけれど、吹き抜けも憧れるし、でも冷暖房費が…どうしたらいいのー???」
もちろん、冷暖房費はお家の気密、断熱グレードも大きく関わりますが、リビング階段は冷暖房効果でいくと実は空気の逃げ道なんです。

階段は上の階に上がっていく人の通り道。吹き抜けにしておかないと頭がぶつかってしまいます。言わばプチ吹抜けなのです。憧れのFさま邸は、途中にスキップフロアーを設け、中空間と2階ホールまでが開放性のあるプラン。吹き抜けにはしていないけれど、やはり冬場のあったかい空気は上の階のホールへと移動していきます。
温かい空気は上へ、冷たい空気は下へとの流れですから2階建ての場合、気にするのは冬場の暖房だけ。

お住まい見学会を定期的に開催してくださるFさまは、そのようなご質問をいただくと、「とっても冷え込む時だけ上に空気が行きにくいように、ピロ~ンと布で仕切りま~す。それで大丈夫!」とのアドバイス。
もちろん、ツーバイフォー工法の高気密、高断熱のお家ですから、お家の外側ではしっかりと断熱されています。

そしてより明るさや開放性を求められる方はこの階段に吹き抜けを組み合わせます。

この大きさの吹き抜けまでになると、2階天井部分にシーリングファンを取り付け、空気の対流をおこさせ、空間全体が心地いい温度となるようつくっていきます。

 

自分たちにとって心地いいリビング。自分たちにとっての暮らし方。

一つ一つのお家にそれぞれの答えがあります。

それをご一緒に考えるのがとても楽しい、打ち合わせ醍醐味です。

 今日もお読みくださり有難うございます。

 

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