岩城 勝彦 自己紹介へ

2019年最後のお引渡し

公開日:2019/12/30(月) 更新日:2020/01/06(月) 家づくりのこと

昨日、今年最後のお引渡しをさせて頂きました。

築20年のツーバイフォー工法の輸入住宅、建替えをするには費用がかかりすぎる。まだまだ構造はしっかりしてそうだし、でもあちらこちらと痛んでいるところもありそうだし、サッシの結露はこまっているし等々、たくさんされたいことは、あられました。

ツーバイフォー工法のお家はなかなかリノベーションをしてくれる工務店さんも少ないようで、『やっと見つけた』と京都からご相談に来ていただきました。早速、現地を見に行かせて頂きご要望をたくさんお伺いさせて頂きました。 

1F部分はレンガ張り、2F部分はサイディング張り、レンガはやっぱり20年経っても大きな変化もなくまだまだ大丈夫そうでしたが、2Fのサイディングはさすがに当初の黄色ではなく表面もやばそうな。。よーく見てみると20年前は通気工法ではなく直接サイディングを張られているようで、塗替えではなく張替のご提案をさせて頂きました。

次にサッシですが、当初のお家はほとんどアルミサッシが使われており、寒い時期には必ずと言っていいほど結露してしまいます。今のように結露水が内側にはいってこないような工夫もされてず、結露水によって木枠が痛んでおり場所によってはシロアリが発生している箇所もありました。気密がよいツーバイフォー工法のお家では性能の高い樹脂サッシがお勧めです。今回は、樹脂サッシ、一部はカバー工法でご提案させて頂きました。

玄関ドア、無垢のフローリング、インテリアドア、モールディングなどはやっぱり輸入住宅の良いところで、塗替えだけしてあげれば十分な感じでした。

 

 間取りに関しては、極力そのまま、使えるものはそのまま使うなど、無駄なコストはかけないようにご相談させて頂き、着工させて頂きました、着工するとやはり20年。見えない部分で漏水があったり、床鳴があったりと、工事をしながら気づく部分もたくさんありましたが、12月29日 AMで一部お部屋の仕上げが残りましたが、お引渡しをさせて頂きました。

 

 

 

20年以上お住まいされていた、本当に愛着のあられるお家を全て新しくするのではなく、当時の思い出も残しながらのリノベーションでした。打合せの中でもちょこちょこお話し頂くご家族の思い出話は、K様ご家族が楽しくお住まいされている様子が、とてもうらやましく思えました。

今回、本当にご縁をいただきまして有難うございました。

今年やりきれなかったこともありますが、2019年も残り2日間 大掃除を中心にもう少し頑張ります。

年始は6日からと少しゆっくりさせて頂きますが、2020年 パワーアップして、新年を迎えたいと思います。

2019年 今年も1年間有難うございました。

 

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