3月16日(火)に行いました、A様邸一回目の気密測定を紹介したいと思います。
気密測定とは住宅の隙間の面積を計算する検査の事です。意図していない隙間を測定するために行うので、換気扇や給気口のように意図した隙間は塞いで測定致します。
この隙間の面積はC値という値で示され、この数値が低いほど気密性能が高い住宅といわれています。気密性が高くなれば内気の流出や外気の流入を避けることができます。冷暖房で快適な環境を整えても、気密性が悪ければ空気が流れ出してしまいます。このために、換気設備以外整えても、隙間が多ければ内気の流出や外気の流入を起こしてしまいます。このために、換気設備以外の部分はなるべく高気密を保つ方が快適な温度管理ができるようになります。
C値とは「住宅の隙間の面積を延べ床面積で割った値」になります。
①機材の設置
建物内の窓際に円筒状の送風機を三脚固定にて設置します。
室内外の気圧を感知するセンサーを室内と外部に設置し、室内の測定器に繋ぎ、設置完了となります。
送風機を設置する窓は、周りから空気が流入してこないようにしっかりと密閉致します。
②測定開始
準備ができたら装置を動かして、室内の空気を抜いていきます。
円筒状の送風機の中でプロペラが回り、室内の空気を外部に出して行きます。
測定時間は気密がしっかりと確保できている建物は、空気が抜けていくのが割と早めになります。
気密が確保できていなと建物は空気の漏れが大きいので機械で空気を抜いていっても時間が掛か ります。
測定中に気密施工が甘い部分は空気が外部から入ってくるので、そこに手をかざして一箇所ずつ確認していきます。窓周りに手をあててみましたが、空気が入ってきてる様子はなかったです。
③測定完了
今回の気密測定の結果、「C値=0.54」となりました。
一般的に高気密住宅といわれる住宅のC値は、1.0以下といわれています。IdealHomeの家づくりでは、特に気密処理を行っているわけはないのですが、各協力業者さんが、外部貫通部分の処理がいかに大切かを理解していただいておりますので、今回の数値につながったと思います。
気密住宅に特化されている会社さんと比較すると決して、満足できる数値ではないですが、やはりツーバイフォー工法で精度がいい建物は、気密性能もいいということを改めて知ることができました。
完成時、2回目の測定もご報告させて頂きます。
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