わが家が望んだアンティークな暮らし

公開日：2019/11/10(日) 更新日：2019/11/10(日) 家づくり

こんばんは！

Ideal Home中山真由美です。

いつもblogを読んでくださる皆さま、ありがとうございます。
急に寒くなりました。皆さま、風邪などひかれていませんか？

先日は、お引渡しをし約1年半になる木津川市のOさま邸に撮影に行ってまいりました。
少しお天気が心配ではありましたが、”cloudy sky”がOさま邸の外観には逆にぴったり。樹々と草花がいい感じに育ち、本当に外国にいるような、味のある雰囲気のお家になっていました。

Oさまとお会いさせて頂いたのは、2017年6月の八尾市での完成見学会でした。
お仕事でアメリカでの暮らしをしておられたOさま。そのアメリカ在住時に一軒家が欲しくなり、遠く離れた地から、この木津川市に土地を買ったまま5～6年が過ぎました。そしてアメリカでの勤務を終え、こちらで家族が暮らす家を建てよう！とお会いさせて頂いたのが始まりでした。

アンティークの品々がお好きだったOさま。特に奥さまは、アンティークモールで、骨董の品々に魅了され、暮らしを楽しんでおられました。その時に集めたものが、このご新居にたっぷり。。。

アンティークのSingerミシンはまだしっかりと使えるもの。設計時の計画から、「この位置にこの家具を置きたいから、壁を○○㎝取ってほしい」と細かなお打ち合わせをさせて頂きました。ディスプレイされると・・・ため息が出るほど素敵です。

そしてアンティークのダイニングテーブルに、飾り棚には、Fire KingやPyrexの食器がたっぷり。
またまた、アイアンで造作した二段のシェルフには、打ち合わせ時にはどんな食器を置かれるのかと思っていたのですが、staubのお鍋たちがズラリ。

「これはすごい・・・」

飾るために計画したアーチのシェルフには本や雑貨がしっかりと納まり、ちょっとした空間にはClassic Chairを置かれるなど、壁や空間のディスプレイが本当にお見事で、その他にも雑貨、家具などがお家にたっぷりと配置され、バランスの取れた素敵なアンティークハウスの暮らしを楽しまれていました。

Oさまからのお話しに、「土地を買ってから少し時間が空き、改めてどこで家を建てようかと検討した時、Ideal Homeさんのホームページは5年前と比べてパワーアップし、とても内容が充実していて、家づくりをされたお施主さんが楽しそうであることを知りここで建てたいと思いました。」と。そして、「希望するものをちゃんと分かってイメージ通り提案してくれました」との嬉しいお言葉を頂きました。

ご提案する側はもちろん、その方の暮らしのご希望やイメージをつかみ、それを設計案に組み込んでいくのですが、Oさまの場合は、ご夫婦での暮らしにおける価値観のすり合わせ、家具の置き場所、雑貨の飾り方、そして家族が暮らしやすい動線計画と商品の選定をしっかりと行い、予習、復習を頑張られました。
偶然に出来上がったものではなく、しっかりと我が家の計画を検討され、その熱いpowerがこのようなお家に仕上がったのだと思います。

いつもはアンパンマンでいっぱいなんですよ～と奥さま。もちろん、それは当然です！

暮らしを楽しまれる中で、その暮らしのkeyとなる設計部分をしっかりとご提案させて頂けたこと、そして穏やかな笑顔でお暮しいただけているOさまに久しぶりにお会いでき、家づくりのご縁を頂けたことをとても嬉しく、温かな気持ちで会社に戻らせて頂きました。

ゆっくりさせて頂くことができなくて残念でしたが、とてもとても楽しい一日でした。
Oさま。お忙しい中、取材、撮影にご協力下さり本当にありがとうございました。