中山 真由美 自己紹介へ

ニッチな部分の好き

公開日:2021/03/31(水) 更新日:2021/03/31(水) 家づくり

こんばんは!

Ideal Home中山真由美です。

いつもHPをご覧下さったり、Instagramをフォローして下さったり、ブログもお読み下さり、本当にありがとうございます。

今月のひと言にも書きましたが、3月は「去る」。

ゆっくりと過ぎてね~。と思っておりましたが、やはりあっという間に去りました。

昨日は森田に続き、私も建築士の定期講習を受けてまいりました。設計の長谷川さんに「早く受けてくださ~い!」と言われながらも、最終組みのチームに。そしてアンカーは上野山が本日、受講しております。
分厚い本にマーカーと付せんを貼り付け、何とかテストも終了!
結果の出来は分かりませんが、次回はもう少し早く受けよう!と反省致しました。
そんなこんなで3月も無事終了です。

今日は色々な業務をしながら、そしてブログブログと施工例写真を見ていると、ブロカント、アンティーク好きの皆さまにはたまらない写真に出会いました。

八幡市のNさま邸。

・床はダークグレーの200角タイルで
・キッチンはオールステンレス
・窓台は足場板で奥行18㎝に。壁にも同じく足場板でシェルフを付けたい
・コンロ前はマグネットが付くSUS430のステンレスパネルで
・パネル下にはDIY出来るように下地を入れておいてほしいな
・そしてパントリールームへの開口には枯れ枯れの錆びたアイアンパネルでデザインを

と、感覚が素直に感じるお好きなものを次から次へとお話し下さいました。

そして暮らされているご様子がこのお写真。

使い込まれたお鍋やまな板たち。とても素敵です。

先日、あるライターさんから「デザインの部分での家づくりの成功の秘訣は?」と質問をされました。
とても難しい質問なのですが、こんな事が頭に浮かびました。

「この商品のこの部分が好きなんです。この辺りはあんまりだけど、この辺りの色合いとデザインがたまらなく好き」

 なんのことだ!?の一文ですが、ご自身の「好き探し」が得意な方は、全ての部分においてではなく、ニッチな部分に心動かされ、そのご説明を一生懸命伝えて下さるという共通点があります。ライターさんもそのようなご経験があったとの事で「なるほど!」と。

そんな事が成功の秘訣!?と思われがちですが、実はそうなんです。

「なるほど。そこ!がお好きなんだ!」と理解できると、そのデザインやカラーが存分に発揮されるように、商品選びや配置デザインをご提案していきます。

「これは好き。」「これは嫌い。」

ちぐはぐでも大丈夫。ご遠慮されずにおっしゃって頂くことが、成功の秘訣かなと思います。

SNSのおかげで、世界中の施工例を見ることが出来るようになりました。
便利であるけれど、分からなくなってしまうことも増えました。
きっと今日も、皆さまそのたくさんの写真をご覧になられていると思います。

今日はちょっと視点を変えて、ニッチな部分の「私の好き」をご覧になってみてください!

今まで気づかなかった、「新しい好き」を発見できるかもしれません。

 



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