壁の一面や、ニッチの中などに好きなタイルを張ってインテリアを楽しむ方が増えています。
タイルの種類が沢山あり、どのようなものをどういった場所に使うのがいいのかなと迷われたことはないでしょうか。。
材質等によって施工場所に向き不向きがありますので、すこしご説明させて頂きたいと思います。
カタログなどを見ていて「磁器質」などタイルの材質が書かれているのを見かけたことはありませんか?
現在、タイルの材質は成型方法と吸水率のの組み合わせで大きく6つの種類に分類されています。
まずは成型方法が違うと何が変わるのかについてです。
〇押出成形・・・含水率が20~25%の粘土状の原料を押出成形機で”ところてん”のように押し出して、ピアノ線などで所定の長さにカットします。
主にブリックやレンガが作られます。
〇プレス成形
水分を限りなく含まないパウダー状の原料を金型に充填し、高圧プレスをかけ成形します。
床や壁に使われる大小様々な種類があります。
そして材質についてと、それぞれの特徴と適した使用場所についてです。
せっき質タイル
ブリックや内装壁用のタイルが多いですが、外部環境にも使えるタイルもあります。
吸水率は10%以下で磁器質に近いものから陶器質に近いものまであり、施工環境や採用可能部位は商品によって異なります。
"土もの"といわれる湿式タイルが代表的。素朴ながら、素材感や雰囲気のある空間におすすめです
磁器質タイル
大判輸入タイルに代表される、とても硬質で吸水率が3%以下と、吸水率が極めて少なく、寒冷地でも使用可能なタイル。
そのため、使用出来る環境や用途の範囲が広く、内外の床壁ともに使用できるタイルがほとんどです。また、低い吸水率から雨がかりのある場所や水回りでの採用にもおすすめです。
陶器質タイル
吸水率が最も高く、そのほとんどが内装壁専用タイル。
一方で他の材質に比べ焼成温度が低い為、発色が良く、豊かな色彩を持ち合わせています。
また、乾燥及び焼成時の収縮率も低いことから、海外のレリーフタイルの多くがこの手法によるものです。
アクセントをつけたい壁面への施工がおすすめ!
水廻りの立ち上がりでよく使われているのが、こちらのコラベルタイル
好きな色味をミックスしてオリジナルカラーを楽しんで頂いております。
コチラは磁器質になるので、吸水率が低いので、手洗いの立ち上がりや、カウンターでもご使用いただけます。
皆さんはどんなとことに張りたいとお考えでしょうか?
アクセントタイルでぜひ楽しんでください。