今日は建築デザインにまつわるクイズです。出題者は「甲谷社長」です。
完成見学会を行った、交野市のTさま邸でも大人気だったスタディールームの床。
この貼り方は「ヘリンボーン」という貼り方ですが、
「ヘリンボーン」とはある開きにした魚の骨の形状に似ていたことが由来で名づけられました。
それは一体なんの魚の骨でしょうか。
「あじ?」「さんま?」
正解は「ニシン」
この魚を開いた時の、骨の形状に似ていたのでそう呼ばれるようになったそうです。
正解できたスタッフは、草川さん♪ コーディネーター試験の参考書に載っていたので覚えていたそう
英語でいいますと「Herring bone」(へリングボーン)といいます。
古い西洋の建物では外壁レンガをこのようにしてV字に貼り仕上げた建築物もあります。
日本でも古くから馴染みがあり、織物の分類では杉の葉に似ていることから「杉綾・綾杉」ともよばれ、タイル貼りなどのデザインにも用いられ「矢筈模様」という呼び名もあるそうです。よく見ると靴底のパターンとしても使われていて「ヘリンボーンソール」といわれ使われています。
同じ模様でも、「ニシンの骨」と「杉の葉」こんな違うものから生まれた模様が
よび方は違えど遠く離れた国で古くから使われていたと思うと人間の感性はすごいものだな~と思いました。