3月・4月・5月に5邸の上棟式を行いました。
京都府木津川市、箕面市、大阪市、交野市、河内長野市の5邸の上棟式をさせて頂きました。
Ideal Homeでは、建物の四隅にお神酒、洗い米、塩を撒き
最後に御幣を小屋裏に祀り、建物の無事竣工をお施主様、大工さん、電気屋さん、スタッフと皆で祈願します。
(写真のお家はロフトに一度祀り、上棟式後小屋裏へ移動しました)
無事上棟式、電気打合せを終えて帰っている時、
ふと、上棟式って海外ではどんな風にされているのか!?と思い調べてみると。。。。
海外でも行われてました~
韓国、台湾、香港、マカオでも上棟式をする儀式やお祓いがあるとの事。
そして、イギリスやアメリカでも建物の建設の際に、主要構造部を完成させた時点で
式典を行うことがあり「トッピングアウト」というそうです。
一般的には、最後の梁を建物の最上部に設置して屋根を完成させる際に行われ
梁を屋根に引き上げて固定し、その上に常緑樹の葉や枝で作った飾りや旗などを設置します。
なぜ「常緑樹」なのかというと、成長や幸運を祈る意味合いがあるそうです。
もともと古代のスカンジナビアで木造建築をつくる際、木の霊を鎮める為に行われた宗教儀式で、
イギリスなどのヨーロッパ北部では盛んな行事であり、アメリカへは移民たちがこの風習を持ち込んだそう。
日本の上棟式は、竣工後も建物が無事であるよう願って行われます。
海外での上棟式も同じく、住まいされるご家族皆さまの幸運を祈り、
そして「上棟」は家づくりの1つの区切りとして式典が行われるのですね。