古日山 久明 自己紹介へ

乾式柱状改良

公開日:2024/02/16(金) 更新日:2024/02/17(土) すべて現場のこと

こんにちは スタッフのコヒです。

本日朝一番より『地盤補強工事』の立ち合いに行ってまいりました。 今回の地盤補強方法は、『乾式柱状改良』になります。

この敷地の現状が 手前に駐車スペースがあり奥の宅盤(お家が立つところ)が擁壁で土留めされ2m程度上がった場所になります。当然ですが擁壁工事をされた場所は施工後埋め戻し宅盤がたいらになるのでこの部分には一般に強度は期待できません。今回も地盤調査の結果、この埋め戻しにあたる部分に補強をとの回答がでました。限られた範囲で深さも-2.0m~-2.5mくらいのところです。結果『乾式柱状改良工法』での補強工事に決定しました。

この乾式柱状改良工法、あくまで個人の見解ですが 現場の見た目が湿式よりも『キレイ』なのが何よりです。施工方法は簡単に説明しますと調査結果から『杭伏せ図』を作成し杭の深さの決定をします。※湿式柱状改良工法と同様に基礎下面から地面の硬い層まで杭で補強する方法です。 図面通りに専用の『化け物ドリル!(≧▽≦)!』のような重機で500Φの筒状穴を掘り この穴に掘って出た土と固化材を撹拌した改良土を戻しながら『化け物ドリルの逆回転Σ(・ω・ノ)ノ!』で締め付け、転圧を行い基礎の底面で仕上完了です。 作業中に水を加えないので『現場がキレイ!』 掘った土を改良土に使用するので『掘削土が少ない!!』=『現場がキレイ(*^-^*)』というわけです。 ありがた~い地盤補強方法です。

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