岩城 勝彦 自己紹介へ

高性能な家づくり ~耐震性について~

公開日:2024/10/06(日) 更新日:2024/10/11(金) 家づくりのこと

こんにちは。Ideal Homeの岩城勝彦です。

 

今回は、耐震等級についてご紹介させて頂きます。

 

皆様ご存じだと思いますが耐震等級とは、

建物が地震に耐える性能の高さを表す数字で、3段階のレベルで示します。

耐震等級1は、建築基準法で定める最低限の耐震強度のこと。

十数年に一度程度発生する規模の地震(震度5強相当)に対して、

損傷を生じない程度を基準としています。

また震度5強相当の1.25倍の力に対して、損傷を生じない耐震等級2、

1.5の力に対して損槽を生じない耐震等級3と、3段階になっています。

 

 

地震大国の日本は、今後南海トラフ巨大地震発生確率が70%~80%と言われています。

これから、家づくりを検討されるお客様は、やはり耐震等級3をご希望されています。

 

耐震等級は、「壁量計算」と「許容応力度計算」の2通りの計算方法により算出することが出来ます。

同じ耐震等級3でも計算の方法により、全く強度が違うと言われています。

「壁量計算」は、地震力、風圧力に対して必要壁量を算出し、存在壁量により等級が決まります。

 

 

「許容応力度計算」は、建物そのものの荷重、積載荷重、

積雪荷重、特殊荷重と鉛直下向きの力と地震、

暴風と水平方向の力に、構造材がそれぞれに4種類の力

「圧縮」「引張り」「曲げ」「せん断」に絶えることができるかの計算を行います。

全ての部材を計算に基づき安全性を証明することで、等級が決まります。

 

「許容応力度計算」に基づき設計された耐震等級3の建物は、

大地震が発生しても人命を守ることが出来る、安心できる住まいとなります。

 

 

ツーバイフォー工法で耐震等級にこだわると壁の制限が多く、

希望の間取り、デザインを叶えるのが難しいのではと思われている方も

いらっしゃるかと思います。

 

今からご紹介するお客様は2×4工法を取り入れ

リビングに吹き抜けを設け、さらに高性能で

お家のデザインにも力を入れた家づくりを進められています。

工事中の様子はこちら

 

家での快適な暮らしの実現に向けて

こだわりをたくさん取り入れた打合せが行われています。

家づくりの様子も沢山アップしていきますので

気になられた方はチェックしてみてください。

 

 

 

 

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