こんにちは。Ideal Homeの岩城勝彦です。
今回は、耐震等級についてご紹介させて頂きます。
皆様ご存じだと思いますが耐震等級とは、
建物が地震に耐える性能の高さを表す数字で、3段階のレベルで示します。
耐震等級1は、建築基準法で定める最低限の耐震強度のこと。
十数年に一度程度発生する規模の地震(震度5強相当)に対して、
損傷を生じない程度を基準としています。
また震度5強相当の1.25倍の力に対して、損傷を生じない耐震等級2、
1.5の力に対して損槽を生じない耐震等級3と、3段階になっています。
地震大国の日本は、今後南海トラフ巨大地震発生確率が70%~80%と言われています。
これから、家づくりを検討されるお客様は、やはり耐震等級3をご希望されています。
耐震等級は、「壁量計算」と「許容応力度計算」の2通りの計算方法により算出することが出来ます。
同じ耐震等級3でも計算の方法により、全く強度が違うと言われています。
「壁量計算」は、地震力、風圧力に対して必要壁量を算出し、存在壁量により等級が決まります。
「許容応力度計算」は、建物そのものの荷重、積載荷重、
積雪荷重、特殊荷重と鉛直下向きの力と地震、
暴風と水平方向の力に、構造材がそれぞれに4種類の力
「圧縮」「引張り」「曲げ」「せん断」に絶えることができるかの計算を行います。
全ての部材を計算に基づき安全性を証明することで、等級が決まります。
「許容応力度計算」に基づき設計された耐震等級3の建物は、
大地震が発生しても人命を守ることが出来る、安心できる住まいとなります。
ツーバイフォー工法で耐震等級にこだわると壁の制限が多く、
希望の間取り、デザインを叶えるのが難しいのではと思われている方も
いらっしゃるかと思います。
今からご紹介するお客様は2×4工法を取り入れ
リビングに吹き抜けを設け、さらに高性能で
お家のデザインにも力を入れた家づくりを進められています。
家での快適な暮らしの実現に向けて
こだわりをたくさん取り入れた打合せが行われています。
家づくりの様子も沢山アップしていきますので
気になられた方はチェックしてみてください。
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