上野山 茉莉 自己紹介へ

大阪市内で建て替えご検討中の方に知っておいて頂きたい補助金制度

公開日:2022/10/03(月) 更新日:2022/10/04(火) すべて

ご存知の方もいらっしゃるかもしれないですが、、、

大阪市内JR大阪環状線の外周部中心に、隣地と隙間なく建てられている古家や、道も狭い場所も多く見られますよね。
現在そういった地域の防災面や住環境面を考えて大阪市では、令和3年3月から「大阪市密集住宅市街地整備プログラム」を策定し、延焼危険性及び避難困難性に対する最低限の安全性の確保に向け、各種施策を集中的に展開し、老朽住宅の除却や、建替えに対する支援の強化を図っています。補助金額は年度予算の範囲内の額となりますが、R4年12月28日までに交付申請手続きを行い、R5年2月28日までに工事完了できれば補助金を受けられます。

そして、対策地区では、老朽住宅の除却や建替えの支援を拡充中、解体費の補助だけでなく、住宅ローンを「フラット35」を利用される場合は、地域連携型(地域活性化)との連携で下記の補助制度を活用後、戸建住宅を建設する場合、所定の要件を満たす方は「フラット35」地域連携型(地域活性化)として借入金利が当初5年間、年0.25%の引き下げを受けることができます!

【フラット35s】を併用した場合は、金利引き下げが(金利Aプランの場合)当初5年は年0.5%の引き下げ。6年目~10年目は0.25%の引き下げとなります。(金利Bプランの場合)当初5年間が年0.5%の引き下げとなります。

補助金や金利優遇など上手に活用して、家づくりをご一緒に計画していきましょう。

 

大阪市密集住宅市街地整備プログラムにの中でご利用頂けそうな制度をご紹介します。

■狭あい道路沿道老朽住宅除却促進制度(12月28日までに交付申請手続きを行い、2月28日までに工事完了が必要。年度予算の範囲内の額となります。)

幅員4m未満の道路(狭あい道路)に面した昭和25年以前に建てられた木造住宅の解体費の一部を補助します。
なお、重点対策地区では、幅員6m未満の道路に面した昭和56年5月31日以前に建てられた木造住宅に補助要件を緩和しています。

▢補助対象エリア:大阪市のホームページでご確認頂けます。コチラ

▢対象建物:対象エリア内の、下記の要件を満たす木造住宅(対象エリアによって補助の要件が異なります)

対象エリア 対策地区 重点対策地区
敷地が面する道路 幅員4m未満の道路 幅員6m未満の道路
建築年 かつ昭和25年以前 かつ昭和56年5月31日以前

※上表の建築年以前に建てられた部分のみが補助の対象です。

▢補助対象経費・補助率等

対象エリア 対策地区 重点対策地区
補助率 1/2 2/3
補助限度額 戸建住宅:75万円/集合住宅:150万円 戸建住宅:100万円/集合住宅:200万円

※別途、補助対象面積に対する限度額単価があります。(戸建住宅:17,000円/㎡、集合住宅:15,000円/㎡)

〇その他にも注意事項がございますので、一度大阪市ホームページをご確認下さい。

  • 大阪市民間老朽住宅建替支援事業建替建設費補助制度
      (隣接する土地を取得した戸建住宅への建替えに限る)
  • 大阪市主要生活道路不燃化促進整備事業建設費補助制度
  • 大阪市密集住宅市街地重点整備事業(防災空地活用型除却費補助制度)

その他にも、集合住宅の建替えなどに関する補助制度などもございます。フラット35の地域連携型に該当するのかなど含めて大阪市内の密集地エリアで計画を検討中の方はぜひ一度ホームページをチェックして下さい!

密集住宅市街地の整備と補助金制度について 大阪市のHPはコチラ

 

解体、その他補助金制度は各自治体によって変わります。

住宅金融支援機構と連携する地方公共団体はこちらでご確認頂けます。

フラット35の地域連携型の情報はコチラ