岩城 勝彦 自己紹介へ

高気密住宅

公開日:2023/12/09(土) 更新日:2023/12/16(土) すべて家づくりのこと

こんばんは。Ideal Homeの岩城勝彦です。

以前にご紹介させて頂きました、省エネ法の改正により、ある一定基準以上の高性能な家づくりが、求められるようになってきていますが、今回は「高気密住宅」についてご紹介させて頂こうと思います。

高気密住宅とは、以前、国が定めていた基準はC値 5㎠/㎡以下でした。
高気密住宅の基準の数値は、ありませんが、1㎠/㎡以下にはしたいところです。C値とは住宅の気密性能を表す指標であり、家の延べ床面積に対する隙間面積の割合を示す数値のことです。

高気密住宅のメリットは、家の隙間がすくないということより、隙間風等による外気の影響を受けにくい点、遮音性が高い点などがあげられます。他にもメリットはたくさんありますが、私が一番魅力に思うところは、計画的な換気ができるという点です。自然の課の流れはもちろん一番気持ちいいかもしれませんが、なかなか都合よく風は吹いてはくれなかったり、花粉やPM2.5など心配なこともあります。であれば換気システムをうまく活用し、空気がよどまないように、取り入れたいところより計画的に空気を取り込むことが出来れば、より快適に過ごすことが出来ると考えます。

一方、高気密住宅のデメリットといわれている点は、工法によっては、建築費が高くなる場合がある点、燃焼系の暖房器具を利用される場合は、換気を気にしないといけない点があります。

Ideal Homeの基本構造、ツーバイフォー工法はモノコック構造(六面体構造)になっていますので、通常の施工でも気密性を確保しやすい工法になっています。ただ、施工精度が悪いと気密性の確保もできません。C値で施工精度が判断できると聞いたこともあります。大工工事の水平、垂直!各設備業者さんの計画的な配管工事、気密処理!確実な断熱工事!どれか一つでも精度が落ちるとC値は悪くなります。Ideal Home基準 C値『0.6㎠/㎡以下』におき、高性能で精度の高い家づくりを標準とさせて頂き、より暮らしやすい家づくりをさせて頂いています。2023年度の気密測定では0.22㎠/㎡、0.29㎠/㎡という数値も出ていました。改めて、施工精度の高さを知り嬉しい結果でした。

次回は、高気密住宅で特に気を付けなければいけないこと、「換気計画」についてご紹介させて頂こうと思います。建築基準法で24時間換気が義務付けられ、住宅の居室は0.5回/h空気の入替が必要とされています。この換気がしっかりできていないや、メンテナンスが出来ていないとなると、健康面でも影響が出る可能性があるとも言われています。安心して、快適にお住まいいただけるように、換気システムの種類、特徴、メリット、デメリットをご紹介させて頂きます。

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