Ideal Homeの岩城です。
先日の休日にたまたま行った美術館の外壁の仕上げが漆喰塗りだったので、これはと思い1枚写真を撮りました。
表面が黒ずんでしまっており、恐らく「 カビ 」がはえてしまっている感じでした。とても日当たりが悪く、よく雨がかかりそうな環境でした。奥の入り組んだ部分は上に屋根があり雨もほとんどかからない感じでした。
外壁の漆喰壁は、表面に撥水剤を塗ったりしない限りは、雨が降れば水を含んでしまいます。ただ、日差しがあたり乾けばいいのですが、日差しが期待できない北面などは環境によってはカビがはえてしまうケースもあります。
こちらの写真は漆喰塗り、約11年目、北面、西面です。ほんの少しの軒の出、雨樋により外壁にかかる雨の量が少ないので、まだまだカビなどは気にならないぐらいです。
外壁の仕上げで漆喰を検討されている方、特殊な漆喰、撥水剤を塗らない限りはカビ、雨だれは避けて通ることはできません。デメリットな部分もしっかりと知って頂き、外壁の仕上げは検討しましょう!
漆喰のメリットな部分は、かぞえきれないぐらいたくさんあります。
なんといっても、かわいい。
何となくのアーチの壁が、手作り感満載!
色々な飾りの小物はよりかわいくなる。照明をつけると壁に塗り壁の表情が出てきてなんとも言えない趣きがでる。調湿効果がある。あきがこない。等々
コストは壁紙よりもかかりますが、一生お付き合いできる仕上げと思います。
家づくりを検討する中では、色々なメリット、デメリットがあります。知らずに決めてしまうと後々の後悔になります。調べすぎるのも、偏った見方になるケースもあるので良くはないですが、気になることは是非知っていただき納得してから決めていきましょう!