茹だるような暑さが続いておりますが、皆様NEWSです。
新アイテム 「制震ユニット」導入のご報告です。
「制震ユニット」導入のきっかけは、地震に強い家を建てたいと何より優先してお考えいただいている現在河南町で建築中のA様よりご希望頂いたのがきっかけでした。
地震大国、日本の地震に対する建築基準で「旧耐震基準」 「新耐震基準」という地震に対する建築基準法の耐震基準というものがあります。阪神淡路大震災以降それまでの耐震基準が弱かったところを強化するために地震対応設計・接合部強化・耐力壁バランスが見直されました。耐震に優れているといわれているツーバイフォー住宅(工法)ですが、「制震ユニット」をプラスすることにより本震が続いた、熊本地震でもしっかりと成果を発揮した実例があります。
地震の揺れを吸収し、制御する装置「制震ユニット」は免震システムと比較すると、低コストで制約が少なくIdealHomeの家づくりにも取り入れやすくなっております。
今回は、先日フレーミング工事が完了しました東灘区M様邸にて、ひとあし早く取付工事をさせていただきましたので、少しご紹介させて頂きます。
住友ゴム工業(株)の内藤さんの取付説明&指導のもと、今回は大工さんの大井さん、福島さん、宇都宮さんで取付です。
これが「MIRAIE」です。
アンカーボルトの確認!
何でも器用にやってのける大工さん達も慎重に取付をしております。50Kgのスチール製でかなりとしっかりとした感じです。
足元はアンカーボルトで基礎としっかりと緊結され、ビスで土台と緊結されます。
上部もしっかりとビスで緊結されます。
「M I R A I E」と書かれた部分に「高減衰ゴム」がセットされております。この「高減衰ゴム」により地震による建物の揺れを抑えダメージを軽減し耐震性を守る役目を行います。基礎から2階の床までをつないだまま繰り返しの揺れに強い対応をするシステムになっています。
8月5日(日) 河南町で開催します「構造見学会」では、ツーバイフォー工法の耐震性に優れている仕組みに加えて「制震ユニット」プラスした、今までにない地震に強い建物の躯体部分をしっかりと見学していただくことができます。
皆様、是非お越しください!お待ちしております。